XRP暴落と利確

皆さんこんにちは。

 

12月23日~のアメリカ証券取引委員会(SEC)のリップル社への訴訟で、XRPは60円台から一気に22円辺りまで急降下しました。今は31円台で落ち着いてる状態ですね。

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XRP 日足

今回、色々と考えることが多かったので、ここに記して置こうと思います。

1.自分の投資は財産の増加を目的としている。

2.1.の目的と銘柄への惚れ込みは無関係。

3.視野が狭くなっていった。

4.目的が1.であれば、今回の私の行動は全てダメだった。

 

1.いつの間にか枚数を増やすことが目的になっていた気がします。

確かに枚数を増やすと将来の値上がりに比例して財産も増加するので、今までは良かった。ただ、今回の訴訟で将来の値上がりの期待値が著しく下がってしまった。これは、世間の評価が下がったってことで、個人的にはXRPの将来性を諦めたわけではないが、世間の大半がそう考えたという考え方。

これにより、XRPの枚数を増やしても将来的に不安要素が多くなり、本来の目的達成に寄与できない可能性が増えた。

 

2.途中から目的を忘れてXRPリップル社への惚れ込みが大きくなった。最初は国際送金にXRPを銀行や送金業者が使うのであれば将来の値上がりは間違いないだろう!という考えからXRPの枚数を増やしてきましたが、途中から銘柄への惚れ込みが大きくなり、マイナス情報に対して鈍感になっていた気がします。

そして、今回の訴訟についてもあまり深く考えず、いつものマイナスファンダね!って感じで捉えていた気がします。

 

3.目的の達成には様々な手法があるのにも関わらず、暗号資産のXRPに対して一点張りしすぎていた。

私は暗号資産以外にも不動産投資や投資信託にも投資してきましたが、それらの利益をほぼXRPに一点買いに充てていました。

いま考えれば、他にも沢山の投資先があるのに、盲目になっていたのではないかと反省しているところです。もちろん、XRPは魅力的だし、ボラの大きさで一喜一憂するあの感じはとてもワクワクするのですが、目的達成とワクワクは別物であると認識しなければいけなかったと感じています。

 

4.今回の暴落時、私はひたすら耐えた。今までのファンダであればそれも正しい選択だったのかもしれないが、今回は市場全体が訴訟というビッグファンダに売りを選択した。私はそのファンダを知った時点でもう一つの考え方を実行するべきだった。

一旦売り。下がった時点のでの買い戻し。

でも売れなかった。銘柄に惚れ込んでいた結果、売るという行為が出来なかった。

明らかに自分の平均取得単価よりも上の価格で売ることが出来た状態なので、一旦売りで利確すれば、必要に応じて下で拾い直すことも可能だったにも関わらずだ。

それと、税金。

巷で言われている最大55%の税率。

これ、4000万円以上の利益が出た場合の話なんだけど、今回私のように数百万円であればそんなに税金取られない。少し勉強不足だった。

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累進課税

端的に言うと、課税所得300万円程度であれば税金は10%程度で、控除引くと、20万円程度ね。

これに住民税加算されるけど、全然ビビるレベルの額ではないね。

サラリーとしての年収の課税所得と合わせて考える必要があるので、心配な人は少し勉強したら良いと思います。

 

今回の件で、これからの投資スタンスを一度見直す決意ができたことはとても良いことだとおもいます。

 

暗号資産についても投資を辞めるのではなく、他の通貨にも目を向けるし、XRPが上がったら利確していくし、下がったらその資金で必要に応じて買いましをすることになるでしょう!

また、利確した一部の資金は投資信託で長期運用に回すし、不動産の借入金に充てることもあるかと思います。

いずれにしても、目的をしっかりと意識して、その時に最善と思える行動を取ることを意識していきたいと思います。

 

こうやって自分の考えを整理していくきっかけをくれた相場に感謝。

 

皆さんの目的はなんですか?